【多職種連携研修会に参加してきました】
本日は、萩市で開催された多職種連携研修会に参加させていただきました。
テーマは「北浦食形態マップの在宅での活用と服薬支援」。
ケアマネジャー、栄養士、薬剤師が一堂に会し、在宅療養の現場で本当に必要とされる“連携”について考える、非常に貴重な機会となりました。
前半は、栄養士と薬剤師それぞれの専門的な講義。
「北浦食形態マップ」の成り立ちや活用事例について、栄養士の立場から丁寧に解説があり、実際にこのマップが在宅現場でどのように機能しているのかを知ることができました。
また、薬剤師からは「簡易懸濁法」や「粉砕」の具体的な手法、そして安全に服薬を支援するために必要な視点について学びました。服薬の仕方ひとつで、嚥下リスクやQOLに大きな影響があることを改めて実感しました。
後半のグループディスカッションでは、実際に在宅現場で起こり得るケースをもとに、それぞれの専門職が意見を出し合いながら「どのように連携すべきか?」を深掘り。
日々の業務でも悩ましいテーマに、現場感のある意見が飛び交いました。
それぞれの専門性を活かしながら、同じゴール=利用者さんの安心・安全な生活のために何ができるかを考える時間は、まさに“チーム医療”の原点だと感じました。
日々の忙しさに追われる中で、つい“自分の職種の視点”だけになってしまうこともあるけれど、今回のような多職種の交流の場は、自分の視野を広げるとても良い機会になりました。
ささむら薬局グループは引き続き、地域の皆様の幸せのためにこのような研修会に積極的に参加していきます!